吸水スカッパー



まえがき

※海水を船内に積極的に取り込むのは当然危険です。安全のため絶対にまねしないでくださいね。

 この方法は私が個人的に要求するレベルの循環性能を得るために、テストを重ねて自分の固有の船において安全を確認しながら採用しているものです。船によって条件が違いますので同じ結果が得られるものではありません。また、小鯵を生かしておくぐらいの理由では全く必要のないものです。

 パイプを排水スカッパー側に立ち上げて、もう一つニュートラルスカッパーを増設して水位を保つ方法が一般的かつ最も安全性の高い方法でお薦めです。(お魚が吸引されなくて優しい方法でしょうね。)
 ただ、フィンを削って吸入力をそいだスカッパーもニュートラルとはいえ、排水側に働かない以上、微弱な吸入スカッパーといえるかもしれません。




本文

生簀の循環を高めるためにスカッパーを増設したものの、第一回目の試運転では見事失敗!

出航して生簀のふたをしたまま走行してみたら生簀の水が勢い良く溢れ出した。
予想以上に吸入側が排出スカッパーの能力を上回っていた。

走ると、水柱となって吸入されるので、排出が追いつかない。



そこで、何度かスポンジゴムの両面テープで吸水スカッパーの入り口を狭める実験を繰り返した。

何度か試行錯誤した結果、スカッパーの縦2列をバスコークで塞ぐと一定の水位で給排水がバランスすることが確認された。魚が塞いだことを想定して排水側キャップを閉めても、水位上昇による生簀内水圧で、吸入側が負けてストップされるため一定の水位を保つことが出来た。

大型の係留艇クラスの生簀はどうなっているのだろう?
ニュートラル(微弱な吸入)と排出だけなのだろうか?疑問はまだまだたくさんある。

とりあえず、微妙なバランスで高い循環能力を獲得し、艤装アイテムを増やさずに済んだ。

魚の吸い付きも心配したが、循環水流による引き剥がし効果と広い遊泳範囲のせいか小鯛や小鯵が排水側に吸着されることはほとんどないし、泳力が弱った魚は早めに〆てクーラーに移している。

高速で走った時、生簀内の水は少なからず攪拌されるし、強い循環水流と、酸欠とどちらがつらいかは魚に聞いてみなければ分からない。

コメント

PF13 A3

No title
なるほど こんな簡単に出来るんですね。私の場合給水スカッパーの裏にあるフィンを極限まで削っているので排水能力の方が高く給水が追いつきません。

htb**sjr*919

No title
天僧まるさん、そうでしたか。私も最初フィンに穴あけようかとか、パテでフィンの傾斜をなだらかにして水流を逃がそうかとかいろいろ考えた挙句、最も簡単に循環能力を高めることができました。

PF13 A3

No title
イケスの水循環は皆さん試行錯誤してますね。やはり艤装では難しい分野のように感じます。

htb**sjr*919

No title
アジゴを生かしてノマセやるとなると、必要性痛感しますね。ポイント上を何回も潮上がりしますから。

a○○○○

No title
僕もフィンを削りすぎて失敗しました。今はイケスキャップをしたまま走行しています。(;_;)/~~~

htb**sjr*919

No title
あかね丸さん、ブログ用の写真を最後に撮るためにも元気に生かしておきたいんです。大きな船は生簀の水量が多いから問題ないでしょうね。

PF13 A3

No title
2ストの時はバランス良かったような気がしますが4ストだとスターンヘビーになって若干吸入側の水量が増えたような気がします。ボートの重量バランスにも水量は敏感に反応しますね。

htb**sjr*919

No title
天僧丸さん、船底の傾斜角はまともに反映するでしょうね。スターンヘビーになるので、バウよりのバラストタンクにしっかり海水を入れてないとバランスが崩れるでしょう。と、いうことは公式試運転を済まされたということですね。

pf1**963

No title
や~勉強になります。飛竜丸さんと天僧丸さんのやりとり!友吉丸は排水側だけしかなく、循環をどうするか悩んでいました。そうですか~フィンを削らないで、縦2列をバスコークで塞げばいい感じなんですね!材料揃えて挑戦してみようかと思います。他に注意点ありましたらご教授よろしくお願いします。m(__)m

htb**sjr*919

No title
友吉丸さん、生簀の水が少ないときに噴出気味になりますので、生簀蓋にパッキンしたほうがいいかも。

pf1**963

No title
飛竜丸さん、アドバイスありがとうございました。またいろいろ教えて下さい。
非公開コメント

htbnssjr1919

美味しい魚を求めて主に長崎県平戸方面やホームグランドの佐賀県唐津市呼子で四季の釣りを楽しんでいます。

大物に執着は無いけれど(ウソウソ! )ガソリン代1日千円で楽しめる軽量16F トレーラブルボートの楽しさを発信しています。

自分が釣行して釣ったような気持ちになっていただけるように、おバカな記事を動画を交えてアップしてゆきます。ときどき、ずっこけ記事もありますが応援してください^^;

リタイアも近いので、遊漁船業立ち上げ準備中です。その節は遊びに来てください!
m(__)m
https://htbnssjr1919.blog.fc2.com/

月別アーカイブ